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    自然科学概論IC
  生活者のための近代科学 (ミクロとマクロと身近な世界)
NAKAYAMA MIKIO 
中山 幹夫
2単位 
1〜4 
前期 
30003903

 この講義ではミクロとマクロをテーマに19世紀までの近代科学について、難しい数学を使わずに身近なトピックを通して自然科学の知識を体系的に学び、論理的洞察などの科学的思考力を養う。また非言語能力(図や記号、数字を読み解く力)としての数学のセンスも磨く。身に付けたことは就職でのSPI対策や留学のTOEFL対策にもなるのはもちろんのこと、生活やビジネスの場での生きる力になる。
 周りには多くの自然があり科学を利用した様々な製品があるが、本当のことは目では見えない。大きすぎて実感しない地球や小さすぎる原子や分子、見えない電磁波なども、実は普段の生活に密接に関係している。科学技術に囲まれて生活している現代、科学技術者だけに我が身をゆだねていていいのだろうか。安全に生活する上で知っていないと困る科学の常識、「えっ!そうなんだ!」と今まで気がつかなかったこと。これらがこの授業のテーマである。例えばこんなことを説明できるだろうか。なぜ洗濯物の水は100度Cでなくても蒸発するの?地球の一回転は24時間より4分短い?環境問題でよく聞くオゾンって何?電磁調理器の人への影響は?

評価方法: 期末試験により評価。

テキスト名: テキストは特に指定しない。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. 生活者としての近代科学
2. 地球
3. 原子と分子
4. 分子と生物
5. 熱と統計
6. 金属と電気力
7. 電子と磁気力
8. 太陽と宇宙
9. 力と運動
10. 力と仕事
11. 重力と円運動
12. 音と波
13. 電磁波と光
14. 素粒子から宇宙まで