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    韓国語I(a)
  
  2単位 
1〜4 
前期 
20001500

韓国語は日本語と語順が似ており、日本語の習得者にとって学びやすい言語といえる。また多数の漢語を共有し、発音も類推しやすい点からも、他言語に比べて上達しやすい。最近とみに脚光を浴びている韓国語であるが、言語の類似性は日々実践している日本語をみなおすうえでも有効な視点を提供してくれる。ただ、いくらたやすくとも言語習得に王道はなく、日々の積み重ねが重要となる。とくに独自の文字や難しい発音に、初期の学習者は悩まされる。授業は日本語母語話者と韓国語母語話者の2名の教官が担当し、文法と会話の両面を常に反復し、習熟度を高める効果を狙う。また言語背景となる文化的な事柄にもふれるなど、厚みのある言語習得のために工夫を凝らしたい。受講者には、途中下車することなく、楽しみながら韓国語を習得してもらいたい。

評価方法: 出席状況と定期試験で評価する。

テキスト名: それぞれの担当教員により、テキストが異なってくる。各教員が使用する予定のテキストは以下の通りである。
姜英淑:『韓国語の初歩』(厳基朱、白水社)
秋賢淑:『よくわかる韓国語STEP1』(入佐信宏・文賢珠、白帝社)
崔昌玉:『チャレンジ!韓国語』(金順玉・坂堂千津子、白水社)
任明秀:『基礎から学ぶ韓国語講座』(木内明、国書刊行会)
林史樹:『総合韓国語1』(油谷幸利ほか、白帝社)

注意事項: 韓国語にかぎらないが、言語習得は積極的な参加によって可能となる。講義への積極的な参加を履修条件とする。