後期(金・4)時間割表へ
    時事英語II-F
  
OSAWA TAKEHIKO 
大澤 岳彦
2単位 
1〜4 
後期 
11004006

実際の英字新聞 "The Daily Yomiuri" を理解し、検討することが、本講の主眼である。同紙を通して、世界の動向をつかめるように努力してもらいたい。授業では、実際の記事を素材にして、ヘッドライン、リード、構成をつかむのは、勿論のこと、語彙の強化と記事の背景理解を最大の課題としたい。受講生はプレゼンテーションやレポート作成などによって、積極的に時事英語の世界にふれ、ニュースの裏が読める一味違った人になって欲しい。

評価方法: 出席率 30%、授業への参加度合・プレゼンテーション 40%、期末レポート 30%

テキスト名: 大澤岳彦、稲田貴子Beyond the Headlines -  English through the Media 南雲堂2007

  当日の“The Daily Yomiuri”(読売新聞社発行)の記事中心に読む予定である。適宜、関連記事のプリントも配布する。

注意事項: 1. 「時事英語II」は、シラバスにも示されている通り、「時事英語I」修了者のための応用編である。そのことや上級生の重複履修もあることを踏まえ、記事のヘッドライン、リードなどを理解し、新聞英語をある程度読みこなせる学生を対象とする。その確認の為、初回授業で、見出しや記事がどれくらい把握できるか、理解度をチェックする。希望者は必ず初回に出席すること。
2. この授業では、実際の英字新聞を毎回使用する。受講生は、自分の興味ある分野を選び、毎回その記事についての発表が義務づけられる。そのため、最低3か月間は、大澤が執筆している”The Daily Yomiuri” を定期購読してもらうことになる。例年同様、個人では見学が不可能な"The Daily Yomiuri" 編集部(読売新聞東京本社)訪問、編集長による特別レクチャーを実施予定。
3. 受講生の記事収集、分析、発表、フィードバック、見学などを中心とするので、人数は20名以内とする。人数多数の場合、初回の理解度チェックを元に受講生を決定する。
4. 本講受講希望者は、前期の大澤担当「時事英語」を履修していることが望ましい。
5. いずれにせよ、時事英語理解には、邦字紙の熟読はもちろんのこと、背景知識や専門用語の理解など、不断の努力が必要である。時間に余裕をもって、リサーチ出来る学生の受講を期待している。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. 進め方の説明
2. 紙面構成、締めきり時間による版の違い
3. 国内記事、邦字紙との比較
4. 政治記事等
5. 国際記事等
6. 社会記事等
7. 経済記事等
8. 特集記事等
9. 文化記事等
10. スポーツ記事等
11. 英語教育記事等
12. 『デイリー読売』編集部見学 編集長による特別セッション(予定)
13. 世界の英字紙比較
14. アカデミー賞記事等
15. 総まとめ、レポート提出