大学院(火・1)時間割表へ |
言語学特殊研究 |
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本講義では、英語の文の統語構造、文の核としての述語とその意味、文が持つ発話機能について、生成文法が提示する言語体系と論証法に則して把握することである。様々な文法現象や語彙、構文を一つ一つ独立した文法的事項として捉えるのではなく、言語全体、英語全体の体系のなかでどのように位置づけられるのかを考察する。 本講義は、修士課程の「英語学研究(統語・語彙・意味)」と講義は同内容であるが、博士後期課程の「言語学特論研究」として履修する限りは、評価において当然「英語学研究(統語・語彙・意味))」以上のレベルの高さが要求される(評価の欄を参照のこと)。殊に、自らが興味を持つ言語現象においては、記述的な考察を深め、理論的な観点から先行研究を批判的・建設的に検証すること。 |
評価方法: | 修士科目「英語学研究(統語・語彙・意味)」のrequirementsに加え、各自の研究トピックについてオリジナルな研究論文を作成すること、および、先行研究のreview論文を作成すること。 |
テキスト名: | Liliane Haegeman, Thinking Syntactically: A Guide to Argumentation and Analysis, Blackwell Publishing, 2006 |