大学院(火・4)時間割表へ
    スピーチ・コミュニケーション教授法
  
USUI NAOTO 
臼井 直人
4単位 
  
通年 
91301020

ディベートやプレゼンテーションなどのスピーチコミュニケーション活動は、近年中学高校で英語教育のみならず国語や社会科の教育に応用されてきている。また大学では様々な理由でスピーチコミュニケーションそのものが教えられている。しかしその教育理論・教育方法は各教員が試行錯誤しているのが現状であろう。本講座では、スピーチコミュニケーションの教育の目的、アプローチ、方法などをディスカッション・模擬授業・論文執筆を通じて考察する。(ただし模擬授業については、受講者数が少ない場合には、授業シラバス作成のみにとどめる場合もある。)

評価方法: 以下を総合的に判断する。
*出席と積極的な授業への参加
*模擬授業
*論文(学会発表可能なレベルの内容とする。)

テキスト名: 追って指示する。

注意事項: 上記計画は履修者人数により内容の変更の可能性あり。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. スピーチコミュニケーションの定義
2. スピーチコミュニケーション教育の目的とアプローチ:機械論的アプローチとコミュニケーション教育
3. スピーチコミュニケーション教育の現状:高等学校教科書の分析
4. 日本におけるスピーチコミュニケーション教育の現状2:日本語教育現場の分析
5. パブリックスピーキング教育:聴衆分析に基づいたコミュニケーション
6. パブリックスピーキング教育と評価
7. パブリックスピーキング教育と評価実践
8. ディベート教育:第3者の説得を目的としたコミュニケーション
9. スピーチコミュニケーションの言語教育への応用
10. ディベート教育と評価
11. ディベート教育と評価実践
12. 教室内ディスカッション:円滑なディスカッションの場をどのように作るか
13. レポート発表
14. レポート発表
15. オリエンテーション
16. ディベート実践準備(ディベート理論)
17. ディベート実践1
18. ディベート実践2
19. ディベート実践の反省
20. パブリックスピーキング実践準備
21. パブリックスピーキング実践
22. パブリックスピーキング実践の反省
23. 模擬授業シラバス検討
24. 模擬授業シラバス検討
25. 模擬授業
26. 模擬授業の評価