後期(水・5)時間割表へ
    キャリア開発J 
KITAHARA KENZO 
北原 賢三
1単位 
1〜4 
後期 
「国際会議実務」
80003710

国際会議は国際的活動のコミュニケーションの場として様々な分野で日々行われている。グローバリゼーションの進展とともに会議数は益々増加している。会議主体としては、多くの企業の他、政府および地方行政機関、独立行政法人、国連に関係する国際機関、大学や学会、その他の研究機関、NPO活動に関する会議などである。会議の分野は多岐にわたるが、ビジネスの他、工業技術系、医療系、薬学系、バイオ系などの会議が近頃は増えている。このような国際会議の運営の実務について知ることは外国語学部生にとって将来のキャリアを考える上で大切なことである。それはどの分野でも国際会議に関する知識が不可欠となりつつあるからである。そこで国際会議の運営に携わりたいと考える学生のために、国際会議運営に関わる専門家を招き、国際会議のビジネスとしての市場、会議企画企業の状況、そして企画から実施までの実務的プロセスを学ぶ。さらに国際会議運営に必要な同時通訳の専門家を招き、専門家になるための語学の勉強方法、日頃の専門家としての自己啓発、同時通訳者としての仕事の実情などについて学生に学ばせたい。

 

評価方法: 出席40%、レポート30%、グループプレゼンテーション30%



  特になし


授業計画――――――――――――――――――――――――――――――
1. 国際会議とは:内容/分野/市場
2. 国際会議の企画・立案
3. 国際会議運営企業
4. 国際会議の設定・コーディネート:スケジュール、会場、設備、広報等
5. 国際会議でのコミュニケーション:同時通訳者
6. 同時通訳者になるには:資質、就職、学習等
7. 同時通訳者の技法
8. 日本語と英語の大切さ
9. 読解力を身につける
10. 発音訓練について
11. 聴解力を身につける
12. 英文法の学び方
13. スピーチの練習
14. 専門家としての自己練磨
15. 実際の国際会議から学ぶ