後期(水・5)時間割表へ
    キャリア・デザインH
  
MINAMI MANABU 
南 学
2単位 
1〜4 
後期 
80002408

近年、フリーターやニートの増加がわが国の将来に対する大きな課題として注目され、その対策の必要性が主張されている。そのために、大学卒業後の進路や就職を考え、自らの生涯を通じてのキャリア形成を意識し、人生設計を主体的・積極的に取り組むことを支援する「キャリア教育」の必要性が共通認識となっている。
この授業では、「仕事と人生」「仕事と社会」「生涯学習」「女性と仕事」「仕事と資格」「留学と就職活動」などの幅広いアプローチによって人生設計(キャリアデザイン)を行うことを目的とする。具体的な進路としては、企業への就職先の他に、公務員、外交官、ジャーナリスト、大学院進学、教職、NGO、起業家などの選択肢を幅広く取り上げる予定である。
「自分がやりたい仕事は何か」「どのように社会と関わって生きていくのか」「今後大学で何を学ぶべきか」について考え、現実的なキャリアデザイン(設計)を目指す。
授業では、ディスカッションの機会を多くし、コミュニケーションのスキルアップも目指す。

評価方法: 出席60%、授業参加と貢献20%、レポート・課題提出20%

注意事項: 前期のキャリアデザインFからJは1,2年生の受講を優先とする(定員オーバーの場合)
指定されたテキストを購入すること
単なる出席だけではなく、ディスカッション等への積極的な参加が必要

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. ・「キャリアとは」この授業のねらい
・「何のために働くのか?」働くことの意義
2. ・現在と今後の雇用の変化
・自ら行うキャリア形成の必要性(フリーター、ニートにならないために)
3. ・自分を知る(1)(特に、自分の強み)
4. ・進路を考える(卒業生が語る)
5. ・自分を知る(2)(自分を相手に伝える)
6. ・進路を考える(留学、起業など)
7. ・どのような職業があるのか
・社会が求める人材
8. ・進路を考える(企業人)
9. ・進路を考える(パブリックセクター、NPOなど)
10. ・社会の動きと職業選択
11. ・キャリアアップという考え方
12. ・キャリアアップとなる転職、キャリアダウンとなる転職
13. ・企業などの組織と意思決定
14. ・大学で何を学ぶか
15. ・まとめ