後期(金・2)時間割表へ
    英語科教育法IIC
  The English Teacher Training Course IIC
NISHINO TAKAKO 
西野 孝子
2単位 
3 
後期 
70002403

中学校・高等学校の英語教師を志す人のために、実践的な英語指導技術の習得を目指す。目標は次の3つの柱からなる。
−「なぜ英語を学ぶのか(教えるのか)」について考える
−基礎的な英語教育理論を学び、中学高校の授業での応用のしかたを考える。
−優れた英語教育実践を学び、自分自身の理想の英語授業指導案を考える。 
中学生の指導に焦点をあてるため、Classroom Managementについても折に触れて言及する
後期は公立中学での授業のビデオの視聴を通して、授業の進め方を分析・ディスカッションする。また、講師自身の、中学・高校・大学・幼稚園での英語教育の経験を生かして、授業で使える楽しい教材・アイデアの数々を具体的に紹介する。
真摯な姿勢と向上心を持ち、きちんと準備して休むことなく授業に臨める学生であること、IC, ILC学科及び英米語学科の学生の場合は、本学C基準(TOEFL 500点、TOEIC 600点、あるいはKEPT 75点)以上の英語力を持っていること、また、原則的に、前期に英語科教育法ICの単位を取得した者であること、が履修の条件である。

評価方法: 出席、積極的な討論参加、模擬授業、提出物(指導案・レポート)、期末テスト(持ち帰り)

テキスト名: 森住衛他New Crown English Series 2三省堂2002
中学校学習指導要領解説外国語編東京書籍1999

注意事項: 注意事項:レポート等、提出物の締め切りはきちんと守ること。締め切り後は一切受け付けない。また、欠席が2回以上の者(就職活動等による欠席も同様)は、単位の修得はできないので注意すること。病欠の場合は、医者の診断書を提出すること。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. レポートのフィードバックとABCカード・五行詩
2. モデル授業の視聴と分析(荒木実践)
3. 一時間の授業の流れ・わかりやすい説明
4. モデル授業の視聴と分析(玉木実践)
5. プリント学習・わかりやすい説明遅れがちな生徒のために
6. モデル授業の視聴と分析(柏村実践:ティームティーチング)
7. 感動教材の扱い方(I have a dreamを使って)
8. なぜ英語を学ぶのか・教えるのか・評価とは
9. 学習指導要領の解説
10. 学生による模擬授業
11. 学生による模擬授業
12. 学生による模擬授業
13. 学生による模擬授業
14. 教育実習及び教員採用試験に向けて・ビデオ「命の授業」視聴