後期(水・1)時間割表へ |
ブラジル研究入門 多様なブラジル社会を理解する |
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1500年のポルトガルによる発見以来、300年近い植民地時代をへて独立を果たしたブラジルは、その間、様々な国からの移民を受け入れたことによって多民族多文化国家を形成している。日本との関係は1895年の日本ブラジル修好通商条約の締結、1908年の移住開始をへて、現在150万人の日系人社会がブラジルに存在するとともに、今ではその子孫たちの多く(約27万人)が日本国内で生活するようになった。こうした影響から、現在では多くの日本人がブラジルの格闘技や音楽、また食生活など広くブラジル社会に関心をもっている。地理的には日本から遠いブラジルであるが、日本とブラジルの関係は思っている以上に深いといえよう。 これからの4年間で行うブラジル地域研究の第一歩として、様々な側面からブラジル社会を考察するとともに、「ブラジル地域研究」とは何かを理解する授業としたい。 |
評価方法: | 出席(20%)、プレゼンテーション(30%)、期末テスト(50%) |
参考文献: | 富野幹雄・住田育法『ブラジル学を学ぶ人のために』世界思想社、2002年 |
注意事項: | 国際言語文化学科ポルトガル語専攻の学生は同講義を1年次に履修することが望ましい。 |
授業計画―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― |
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