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東南アジア史II |
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20世紀の東南アジア:社会思想史 |
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西欧の支配はこれに反する革命運動を東南アジア各地によびおこし、これらの運動は第二次世界大戦後の国家独立へと発展していった。運動の先駆者として20世紀はじめに登場した知識階級は、西欧と自国双方の学問に関心をもち、民族主義的な情熱にかられた知的運動を展開した。運動自体は文学的なものだったが、これらの知識人は社会変革の方向づけをするうえで重要な役割を果たしたというのが通説となっている。彼らは海外からの知識を求めただけでなく、自国の伝統の再生もめざした。そしてナショナリズム、自由主義、社会主義、といった西欧の思想を広めた。のちの世代にこの地域の将来の新国家主義の青写真を用意した、東南アジア啓蒙運動の主要な流れを紹介するとともに、それらの理想が独立後、どのように変化していったかを見る。使用言語は日本語と英語。 |
評価方法: | 平常の授業への参加、レポート、期末試験などを組み合わせる。 |
プリント配布、必要に応じて書籍などを指示する。 |
注意事項: | 東南アジア研究入門・と、東南アジア史を受講したあとにこの講義に進むのがのぞましい。 |
授業計画―――――――――――――――――――――――――――――― |