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    メディアリテラシー
  ディジタル時代のメディアリテラシー
NAKAYAMA MIKIO 
中山 幹夫
2単位 
2〜4 
前期 
55000700

 メディアリテラシーとは一言で言えばメディアを読み解く力。多くの人々がメディアの波に受動的にさらされている今、インターネットの普及でますますその重要性が増している。現代社会を生きるには、メディアの『使用』能力、『受容』能力、『表現』能力の総合としてのメディアリテラシーが必須となっている。本講義では、実例をもとにした演習を通してメディアを見抜く鋭い目を育てる。
 内容は次の通り。メディアリテラシーの基本概念とメディア分析、メディアを知ってメディアを見抜く、ジャーナリズムの役割とメディアの多様化、メディアとしてのインターネット、電子掲示板と氾濫する情報、メディアとしてのインターネットの功罪、知の集約としてのインターネットとメディアとしての電子メール、メディアの中の市民とメディア操作、メディアの歴史と未来、ディジタルメディアと表現活動。

評価方法: 授業態度(40%)、レポート(20%)、期末試験(40%)により総合的に評価。

参考文献: 中山幹夫メディアとしての情報技術と子供のコミュニケーション能力情報文化学会2005
水越伸デジタル・メディア社会新版岩波書店2002
菅谷明子メディア・リテラシー岩波新書2000

  必要に応じてプリント資料を配布するのでテキストは特に指定しない。
参考文献は適宜紹介。

注意事項: 受講希望者多数の場合は人数制限あり(初回授業にて抽選)。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. IT時代のメディアリテラシー
2. メディアリテラシーの基本概念とメディア分析
3. メディアを知ってメディアを見抜く
4. ジャーナリズムの役割とメディアの多様化
5. メディアとしてのインターネット
6. 電子掲示板と氾濫する情報
7. メディアとしてのインターネットの功罪
8. 知の集約としてのインターネットとメディアとしての電子メール
9. メディアの中の市民とメディア操作
10. メディアの歴史と未来
11. ディジタルメディアと表現活動
12. 身につけたメディアリテラシー
13. メディア社会の中の自分たち