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    ジェンダー論B
  文化構築物としてのジェンダーの研究:基本的アプローチ
YOSHIDA MITSUHIRO 
吉田 光宏
2単位 
1〜4 
後期 
50500702

日常生活で構築されていく「男性」であること/「女性」であることの「文化的意味」を理解するために、どのようなアプローチがあるかを検証。

評価方法: レポート、試験、出席

テキスト名: 香山リカ『働く女の胸のウチ』大和書房2005

  香山リカ(2005)『働く女の胸のウチ』はレポートのための必読書。 授業では以下の諸文献をまとめた「ジェンダー論コースパケット」を使用しながら進める。山崎監訳(1987)『男が文化で、女が自然か?性差の文化人類学』、上野千鶴子(1990)『家父長制と資本制』 、 フィッシャー, H. (2000)『女の直感が男社会を覆す』

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. イントロダクション
2. ジェンダーの多様性と普遍性の事例研究1
3. ジェンダーの多様性と普遍性の事例研究2
4. ジェンダーの多様性と普遍性の事例研究3
5. 文化構築物としてのジェンダー1:解釈学的クイア理論
6. 文化構築物としてのジェンダー2:ジェンダー・ハビトウス
7. 文化構築物としてのジェンダー3:異性愛主義の政治性
8. 普遍主義者の視点:構造主義1
9. 普遍主義者の視点:構造主義2
10. 普遍主義者の視点:構造主義3
11. 普遍主義者の視点:ネオマルクス主義
12. 普遍主義者の視点:社会生物学的視点