前期 集中講義へ
    情報社会論IA
  メディアと音楽と社会
AZAMI TOSHIO 
生明 俊雄
2単位 
1〜4 
集中 
50404101

われわれの日常生活は、自然音や人工音などの音や、いろいろなメディアで耳に届く音楽に囲まれている。20世紀の後半に入ってからは、音楽を取り巻くメディア・テクノロジーの進展により、私たちの生活と音や音楽の関連は劇的に変化し、それは21世紀に入ってからも続いている。この講義では情報化社会といわれて久しい現代社会を、音と音楽という切り口から検証し、その理解を深めていく。講義になかではできるだけ実際の音楽や関連する映像を視聴する。また生演奏を聴いたり、私たちの生活の中の実音に耳を傾けることにも時間を充てることにしたい。

<授業内容>
第1部  テーマ=音と音楽とわれわれの社会生活 <第1日&第2日>
(1)イントロダクション  (2)サウンドスケープとは  (3)環境音楽とは
(4)音楽のリラクゼイション効果  (5)音のデザインと生活
(6)レクチャー・コンサート=「音楽が彩る私達の日常生活〜環境音楽の生演奏を聴く
@ミレニアムホール」
(7)教室を出て自然や街中の実音を聴<実習>

第2部  テーマ=メディアの進展と音楽 <第3日>
(1)音楽メディアの歴史 〜オルゴールからレコード・CD・音楽配信まで  
(2)音楽ビデオの役割と効果 (3)映画と音楽  (4)アニメと音楽 
(5)テレビCMと音楽

評価方法: レポートの内容と出席状況。