神田外語大学2006年度シラバス

　　日本社会論I
　　

KATO JOJI　加藤　譲治	2単位
	1～4
	前期

50403300

今日の日本社会が前近代、近代、ポスト近代の三重構造から成り立っているとの認識をもとに、ここでは日本の近代化が「後発国」ゆえの問題性をはらみつつも経済的成功をもたらした経過を、「近代化＝社会変動」論の観点から講義を行なう。また最近のアジア諸国の目覚しい発展にもふれながら「開発独裁」論の検討もしてみたい。日本社会の明治維新から戦前期までを扱う。

評価方法：

授業中に課す小論文および試験の成績で評価を行なう。

テキスト名：

富永健一『日本の近代化と社会変動』講談社学術文庫

注意事項：

「日本社会論

」の受講を望む。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

１．	授業の目的、概要、注意点
２．	近代化とは（１）
３．	近代化とは（２）
４．	近代化理論（１）
５．	近代化理論（２）
６．	近代化理論（３）
７．	日本の伝統社会（１）
８．	日本の伝統社会（２）
９．	戦前日本の経済システム（１）
10．	戦前日本の経済システム（２）
11．	戦前日本の政治体制（１）
12．	戦前日本の政治体制（２）
13．	戦前日本の社会・文化（１）
14．	戦前日本の社会・文化（２）