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    アート・マネジメント
  
NAKAYAMA KAORI 
中山 夏織
2単位 
1〜4 
前期 
50303500

芸術創造ならびに芸術家の活動を支える運営には一つの正しい回答が存在するわけではない。与えられた状況のなかで少しでも最良の解決策を模索し、調整していくことが求められている。社会知識ならびに語学力に加え、芸術に関する知識や深い愛情のみならず、客観的把握・思考・分析能力を兼ね備えた人材が求められている。その基盤としての組織とミッション、人材開発と協働にかかるマネジメント理論と実践を国際比較をも含めて学ぶとともに、文化政策の理念と実際を学んでいく。

評価方法: レポートの作成(参考文献から1冊を選び、指定された視点から論じる)
グループワークへの貢献

テキスト名: 松本永実子・中山夏織演劇ワークショップの基礎用語集(仮題)シアターガイド社2006

参考文献: チャールズ・ハンディもっといい会社、もっといい人生河出書房新社1998
H・セイフター&P・エコノミーオルフェウス・プロセス角川書店2002
ピーター・ドラッカー非営利組織の経営ダイヤモンド社1991

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. アートマネジメントと社会
2. 芸術支援の理論的根拠―芸術支援は必要なのか。
3. 文化政策の担い手と意思決定の構造
4. 舞台芸術というビジネスとアートマネジメント―商業主義と非営利の相克
5. マネジメント理論と実践1−芸術、組織、雇用
6. マネジメント理論と実践2−ミッションと意思決定
7. マネジメント理論と実践3−リーダーシップ&グループダイナミクス
8. マネジメント理論と実践4−マーケティング
9. マネジメント理論と実践5−クリエイティブ・ラーニング
10. 文化政策とアートマネジメントの相克―評価ということ
11. 文化政策と演劇創造の相関関係―国際比較
12. グループワーク
13. グループワーク