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比較文学概論II <ホロコーストと原爆>:文学と映画を通しての記憶 |
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20世紀の人類の最も苛酷な惨禍である<ホロコーストと原爆>の記憶を文学と映画のいくつかの作品を分析することで、過去の忘却に抗がう試みをしてみたい。これらの歴史的記憶の継承が要請されるのはどういうことなのだろうか。わたしたちは今ここで何を問題とすべきなのであろうか。おぞましい歴史的事実からいかなる倫理的価値が紡ぎだせるのか、一緒に考えたい。 |
評価方法: | 出席、リアクションペーパー、ディスカッション(授業参加)、試験の総合評価とする。 |
テキスト名: |
アンネ・フランク『アンネの日記』文春文庫 ヴィクトール・E・フランクル『夜と霧』みすず書房、2002年 アン・マイクルズ『儚い光』早川書房(ハヤカワ ノヴェルズ) |
参考文献:『破壊からの誕生:原爆文学の語るもの』津久井喜子著(明星大学出版部) 映画:『夜と霧』(アラン・レネ監督)『ジェノサイド:ナチスの虐殺ーホロコーストの真実』(アーノルド・シュワルツマン監督)『ニュルンベルク裁判:人民の裁き』(ロマン・カルメン監督) |