後期(金・4)時間割表へ
    日本倫理思想史IIA
  文化の受容と変容
SATO MASAO 
佐藤 雅男
2単位 
1〜4 
後期 
50300401

戦国時代の末期から、禅僧たちの中に出世間の教えとしての仏法より、現世的な人倫の教説である儒学を尊重する朱子学的な動向が興った。また陽明学の中江藤樹や熊沢蕃山、そして古学の伊藤仁斎や荻生徂徠の思想となって展開された。こうした江戸の思想史を辿りながら、国学の本居宣長や、また庶民の思想についても考えてみたい

評価方法: 学期末に試験を行う

テキスト名: 佐藤正英日本倫理思想史東大出版会2003

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授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. 対象と方法
2. 古代の儒学
3. 朱子学と陽明学
4. 老荘思想
5. 近世日本の儒学
6. 朱子学の移入―林羅山
7. 陽明学の系譜―中江藤樹
8. 古学の系譜―山本常朝・伊藤仁斎・荻生徂徠
9. 国学の思想―賀茂真淵・本居宣長