後期(金・3)時間割表へ
    商業スペイン語II
  
KOBAYASHI SHINICHIRO 
小林 晋一郎
2単位 
2〜4 
後期 
43101200

商業スペイン語が日本で必要となるのは主として貿易関係者だ。そこで主として貿易通信文を採り上げて勉強する。ただ、その前提として貿易取引や外国為替の仕組み、貿易関係書類、荷為替信用状、輸送と保険、決済、銀行取引など実務面の知識が必要だ。また、海外と取引するに際し信用リスクに加えカントリーリスクにも注意しなければならない。信用リスク判断のためには財務諸表の基礎的知識が不可欠だし、カントリーリスク分析のためには経済リポートを読まねばならない。商業文を読む前にこれらの内容につき講義する。商業スペイン語は簡潔で明確そして平易だ。

評価方法: 出席率と小テストおよび期末テストで評価する。

テキスト名: 石井陽一最新貿易スペイン語弘学社

  テキスト以外に教材用のプリントを配布する。

注意事項: 商業スペイン語I履修者に限定する。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. 商業スペイン語Iを履修したとの前提で輸出入契約、荷為替信用状、契約後の輸出手続、契約後の輸入手続、クレームとその処理に関する商業文を勉強する。商業文を読むだけでなく作成の練習もしたい。経済リポートまで進み経済用語を勉強できれば理想的だ。