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スペイン語学概論I 形態論と統語論 |
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形態論は、マルティネの言う二重分節のなかの第一次分節によってとりだした「語」の研究と言える。即ちEl jefe tuvo una relacin impropia con una chica.の文のなかで、意味のある単位としてとりだした、el, jefe, tuvo, una, relacin, impropia(in+propio), con, una, chicaのそれぞれの「語」を研究するとも言える。複合語(coche cama),合成語(abrelatas)のような造語法とか、接頭辞とか接尾辞、形容詞、名詞の複数形の作り方と、その考え方を学ぶ。後半の3回ぐらいは、頭語論とか文章論といわれる、主節と従属節の関係、特に、接続法の使いかたを、英語の仮定法と対照しながら、説明してゆきたい。 スペイン歳時記というか、その時季にあわせてのスペインの行事についても学ぶ。つまりスペイン語を読むための総合知識獲得をめざしたい。 |
参考文献: |
Azevedo, introduccion a la linguistica espaola, Prentice Hall, 1992 出口 厚実『スペイン語学入門』大学書林、1997年 山田 善郎他『スペインの言語』同朋社、1996年 |