後期(火・5)時間割表へ
    米国社会原書講読II
  英語圏への留学ならびに翻訳に関心を持つ学生のための講座
TAKASUGI TADAAKI 
高杉 忠明
2単位 
3〜4 
後期 
41405200

この授業は今年から開講される新しい講座です。この講座は、前期の米国社会原書講読に引き続いて行われます神田外語大学で身につけた英語力、特に英語文献を正確に読む力をさらに発展させ、将来、英語圏への留学や留学から帰国した後に、さらに英語力を発展させ、翻訳や通訳などの分野で活躍したい学生さんのために開講されます。本当の語学力はしっかりとした内容の英語文献をたくさん読むことから始まります。いくら会話や聞き取り能力があっても、時事問題や国際関係、政治・社会問題について自分の意見を持ち、人に伝えて行くには専門的な英語文献を正確に読みこなす力をつけることが大切です。この講座では、アメリカの政治・社会問題、国際関係に関する英語文献を一年間かけて読みつづけ、内容を理解する英語力の養成を図ると共に、英語をスキルとして使いこなせる力を習得することを目的としています。
 実際に使用する教科書は、履修者の英語力と関心によって決めたいが、アメリカの大学でテキストとして使用されている(1)アメリカ移民と民族問題に関する研究入門書、(2)日米関係史に関する基本的文献、あるいは(3)国際関係論のテキストを候補として考えています。受講者は一定の英語力を有していること、アメリカ社会についての関心を持っていること、翻訳能力を高めたいという意欲を有していることが求められる。授業は、全員がテキストを熟読してくることを前提に、毎回担当者が担当部分の要約をおこない、その後、全員でそれについて議論を行う形で進められます。
 詳細は最初の授業で説明します。受講者は必ず英語の辞書を毎回持参して下さい。
英語圏の留学から帰って来た人で、後期から履修する学生さんは大歓迎です。

評価方法: 成績は担当部分のプレゼンテーション、授業中の積極的な発言、そして期末のレポートに基づいて行います。

テキスト名: 最初の授業で受講者と相談して決める予定です。使用する文献が決まった後で、コピーしてユニポストで代金を支払って下さい。

注意事項: 毎回、必ず英和辞書あるいは英英辞書を持参して下さい。