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日米関係論I |
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日米両国の関係は、1853年のペリー来航から数えると、150年以上経過した。しかし、その道のりは平坦なものではなく、友好と協調とを深める一方で、激しい摩擦と衝突も繰返してきた。とくに太平洋戦争直後の7年間は、米国が日本を占領するという「支配−被支配」の関係にあった。しかし、それからさらに50年を経て、両国はふたたび、新たな関係を築きつつある。21世紀を迎えた今日、日米の関係はますます重要なものになっているといえるだろう。 講義では、まず第1に、これまでの日米関係の歴史的な変遷を踏まえ、日米関係の全体像を概観する。とくに、国際関係全般のなかの日米関係、日米両国のそれぞれの国内政治や外交政策の相互作用、両国の主要的な政治・外交指導者の役割、といった側面に焦点を合わせて講義を進める。第2に、日米両国の人々、さらに日米以外の国々の人々が日米関係をどのように捉えてきたのかについて観てゆくことにする。そのうえ、今後の日米関係のあり方について考えてゆきたい。また、画像・映像資料も併用したい。 |
評価方法: | 平常点(50%)、期末試験(50%) |
参考文献: |
細谷千博・本間長世『日米関係史:摩擦と協調の130年〔新版〕』有斐閣、1991年 細谷千博『日米関係通史』東京大学出版会、1995年 |
注意事項: |
・授業中、適宜指名して知識や意見を求めることがある ・授業中の私語は厳禁 ・休憩時間以外の入退室は原則禁止 |
授業計画―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― |
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