後期(金・4)時間割表へ |
英文学史IIB |
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世界で最初にビジネスマンを生み出したイギリス人は文学を尊敬する国民性をもって知られています。彼らの実利性の背後には文学に対する愛があるのです。そういうわけでまずイギリス文学を時代にそって概説します。次に各時代を代表する作品のさわりの部分をオリジナルで読み味わいます。受講者各自が自分のイギリス文学観を持てればよいのです。受講者は用を足せばすむ知識・情報・意思・思想の伝達手段の言葉とちがう、芸術作品の素材となっている言葉に出会うことになるでしょう。ビデオなども活用しながら、みなさんの心のオアシスとなるような授業をめざしたいと思います。 |
評価方法: | レポートと出席日数と宿題により総合的に評価します。 |
テキスト名: | 郡山 直『A New Anthology of English Literature』北星堂、1969年 |
参考文献: | John Mulgan & D.M.Davin『An Introduction to English Literature』金星堂、1993年 川崎寿彦『イギリス文学史』成美堂、1987年 |
注意事項: | 18世紀から現代までのイギリス文学が話題となります。ロマン主義の詩とヴィクトリア朝時代の小説が主題となるでしょう。前期に英文学史Bを受講した人は、この講義によってさらに興味を深めることができるでしょうが、しなかった人も容易に理解できるよう独立した講義を考案します。 |
授業計画―――――――――――――――――――――――――――――― |
1. 第7章、18世紀の散文・詩・劇(以下、2回につき1章をあてます。) 2. 第8章、小説の誕生・そして成長 3. 第9章、ロマン主義時代 4. 第10章、ヴィクトリア朝期の詩と散文 5. 第11章、ヴィクトリア朝の小説 6. 第12章、第二次世界大戦までの小説 7. 第13章、第二次世界大戦までの詩と劇 8. 第14章、戦後の文学 |