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    英語語法研究
  
TANAKA YUJI 
田中 裕司
4単位 
2〜4 
後期 
41100900

英語学は純粋に学問的な興味が動機づけとなって言語研究の発展に寄与することを目的として行なわれるものであるが、母語話者の言語能力の根底にある原理体系を解明することを目標としている以上、その成果が実践的な英語学習に対してまったく無益なものであるはずがない。本講義では、英語学の研究成果を学びつつ語学力の向上を目指す。

評価方法: 授業への参加態度、宿題の提出状況、中間試験、期末試験にもとづいて判定する。

テキスト名: 八木克正英語の文法と語法:意味からのアプローチ研究社1999

注意事項: 履修は「現代英文法」または「英語統語論」の単位取得済者に限る。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. 文法研究と語法研究
2. 記述の枠組
3. 文型、パタン、個別の問題
4. 周辺的言語現象の説明
5. 動詞の意味特徴と補文構造
6. 叙述的に用いられた形容詞の分類とパタン化
7. 叙述名詞の意味とパタン化冠詞と定性
8. 名詞の可算と不可算
9. whyの特性