前期(火・2)時間割表へ
    自然科学概論IC 
NAKAYAMA MIKIO 
中山 幹夫
2単位 
1〜4 
前期 
生活者のための自然科学(ミクロとマクロと身近な世界)
30003901

 私たちの周りには多くの自然があり、科学を利用した様々な製品があります。生活する上で知っていないと困る科学の常識。「えっ!そうなんだ!」と今まで気がつかなかったこと。これらがこの授業のテーマです。例えばこんなことの理由を説明できますか。なぜ洗濯物の水は100度Cでなくても蒸発するの?水よりお湯の方が汚れがよく落ちるのはなぜ?地球環境が問題だというけれど地上には空気はどのくらいあるの?携帯の電磁波の悪影響は?
 小さすぎる原子や分子、目に見えない電波や空気、大きすぎて実感しない地球の姿なども、実は普段の生活に密接に関係しています。科学技術に囲まれて生活している現代、科学者や技術者だけに任せていていいのでしょうか。安全に暮らすために、文系の人にも科学を見つめる力が必要です。身につけた科学知識や考え方は生活やビジネスの場でも生きる力になります。大切なのは見えないものをイメージする力です。この講義では難しい式や計算は使わずに、易しい言葉と身近な話題を通して科学知識と論理的思考力を身につけます。また身近な事例を通して数学力も養います。      

評価方法: 期末試験により評価。



  テキストは特に指定しない。


授業計画――――――――――――――――――――――――――――――
1. 生活者のための自然科学(ミクロとマクロと身近な世界)
2. 地球と原子
3. 水と分子
4. 熱と統計
5. 金属と電気力
6. 音と波
7. 力と仕事
8. 力と運動
9. 月と重力
10. 太陽と宇宙
11. 電子と磁力
12. 電磁波と光
13. 素粒子から宇宙まで