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    心理学IID
  実生活に役立つ心理学
TAKEDA AKENORI 
武田 明典
2単位 
1〜4 
前期 
30002504

・本講義では、自己理解、精神疾患の理解、他者援助等、日常生活に役立てることができる心理学の知識を習得することを目標とする。
・講義内容については、初期は、「心理学IA」の内容を発展させ、中期は、大学生の身近な心理学の話題について触れ、末期は、こころの病とカウンセリング技法を理解し、そして、これらをもとにした他者への援助について考えていく。講義形式は、テキストとプリントに基づき進行し、授業の合間には、リラクセーション等の個人ワーク、及び、グループ・ワーク演習も行う。また、受講者が内省的・主体的に考えていく過程が大切であるので、期間中、適時3回、講義終了20分前に課題に対する「感想レポート」を作成する。

評価方法: ・出席、個人/グループ・ワーク参加状況、感想レポート、期末論述試験の総合評価。

テキスト名: 竹内健児・小林哲郎生活の中に学ぶ心理学培風館1997

  ・テキストに即して講義するので、必ず事前に手配し、授業前には該当章を読んでおく。

注意事項: ・個人/グループ・ワークを行うので、80名程度の中規模クラスを想定し、受講制限を行う。その際、初回授業において、定刻着席者から直接提出される受講票から抽選を行う。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. オリエンテーション:自己理解とは(1章;プリント;自我同一性尺度)
2. 自我同一性(3章)
3. 適応(防衛)機制(2章)
4. 無意識(3章) 自己変格(4章)
5. 人格に及ぼす社会の影響(8章)
6. 職業発達(9章) フリーター(ビデオ)
7. 家族形成(10章)
8. ライフ・サイクル(11章)
9. デス・エデュケーションとターミナル・ケア(12章)
10. 相互理解・異文化理解(13章)
11. 統合失調症・うつ病の理解(プリント;ビデオ)
12. 神経症・PTSDの理解(プリント;ビデオ)
13. 代表的心理療法(15章;プリント)
14. 他者への心理的援助(プリント)総括 質疑応答
15. 論述試験(テキスト以外の全配布物、及び、自筆ノート、持込可)