後期(金・5)時間割表へ
    時事英語II-G
  
OSAWA TAKEHIKO 
大澤 岳彦
2単位 
1〜4 
後期 
11004007

実物の英字新聞に慣れ、理解し、検討することが、この授業の主眼である。英語を手段にして、世界の今を直に感じられるように努力してもらいたい。授業では、実際の記事を素材にして、ヘッドライン、構成、語法をつかむのは、勿論のこと、語彙の強化と背景の理解を最大の課題としたい。受講生は授業の他にプレゼンテーションやレポート作成などを通じ、積極的に時事英語の世界にふれ、ニュースの裏が読める一味違った人になって欲しい。

評価方法: 出席率 30%、授業への参加度合・プレゼンテーション 50%、期末レポート 20%

テキスト名: 大澤岳彦News Flash - English through the Media メディア英語の基礎演習南雲堂2005

  当日の“The Daily Yomiuri”(読売新聞社発行)の記事を中心に読む予定である。適宜、関連記事のプリントも配布する。

注意事項: 1. 「時事英語II」は、シラバスにも示されている通り、「時事英語I」修了者のための応用編である。そのことや上級生の重複履修もあることを踏まえ、記事のヘッドライン、リードなどを理解し、新聞英語をある程度読みこなせる学生を対象とする。その確認の為、初回授業で、見出しの特徴や記事がどれくらい把握できるか、理解度チェックを実施する。受講希望者は必ず出席のこと。
2. この授業では、実際の英字新聞を毎回使用する。受講生は、自分の興味ある分野を選び、毎回その記事についての発表が義務づけられる。そのため、最低3か月間は、大澤が執筆している”The Daily Yomiuri” を定期購読してもらうことになる。例年同様、編集部から記者を迎えたり、編集部の見学も実施する予定。
3. 受講生の記事収集、分析、発表、フィードバックなどを中心とするので、人数は20名以内とする。人数多数の場合、初回の理解度チェックを元に受講生を決定する。
4. 過去に大澤担当の時事英語を履修していない学生は、最低限、”English in the Media” 大澤岳彦 編著 金星堂 を参考に新聞英語の基礎を固めておくこと。(特に巻頭の「メディア英語の読み方」)
5. いずれにせよ、時事英語理解には、邦字紙の熟読はもちろんのこと、背景知識や専門用語の理解など、不断の努力が必要である。時間に余裕をもって、リサーチ出来る学生の受講を期待している。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. 進め方の説明
2. 紙面構成、締めきり時間による版の違い
3. 国内記事と邦字紙との比較
4. 社会面記事
5. 国際面記事1
6. 国際面記事2
7. 経済面記事
8. 特集記事
9. 文化面記事
10. スポーツ面記事
11. 教育面記事
12. 『デイリー読売』編集部 ゲストによる特別セッション(予定)
13. 英字各紙の比較
14. 映画評論記事
15. 総まとめ、レポート提出