研究演習-25 フィールドから文化・社会を考える |
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本演習は、対象地域(必ずしも韓国とならない)と関連する個人の関心事を議論へと発展させる技術の習得を目的とし、各自が選択したテーマで卒業論文(ゼミ論文を含む)を執筆することを第一の目標とする。前期は参加者で決定したテキストで各自が発表を行い、後期は各自のテーマでもって発表と討論を行う。また随時、テーマを捉えるための基本的な視点や理論的枠組みと、論文執筆にいたる手続きや基本的技術を提供する。担当者が文化人類学を専攻し、韓国(最近は台湾・ハワイ・中国山東省にもでかける)を調査地域とするため、その周辺分野や周辺地域に関する文献をテキストとして用いる予定であるが、とくに参加者を特定するつもりはない。卒論執筆者に対しては、前期のテキスト選定に関しても考慮していきたい。3回生にとっては、対象地域の社会あるいは文化を多角的に捉えるための訓練となる。 |
評価方法: | 平常点と発表および、ゼミ論文あるいは卒業論文で評価する。 |
テキスト名: | 参加者と相談して決定する。必要に応じて随時関連資料を配布する。 |
注意事項: | 履修に制限はないが、4回生からの参加に関しては韓国文化特定研究2か、「韓国」にかぎらず文化論関係の講義をすでに履修していることが望ましい。また相談はいつでも応じるので気軽に研究室を訪れてもらいたい。 |