言語研究演習-10
  ことばの実験室
ISHII YASUO 
石居 康男
4単位 
3〜4年 
通年 
60101010

英語と日本語の統語論に関する基本文献を数点読み、論文の読み方・論点のまとめ方・発表の仕方などを学ぶ。また、履修者の多くにとって母語である日本語の分析を通して、母語話者としての自分の直観を意識化する訓練、筋道を立てて考えることによって個別言語の特質を明確にする訓練を行う。最終的には、参加者がそれぞれ自分のプロジェクトに取り組むことによって、経験科学としての生成文法の考え方を学んでもらいたいと思っている。

評価方法: 授業参加・発表・レポートの総合評価

参考文献: 北川善久・上山あゆみ生成文法の考え方研究社2004

注意事項: 「英語統語論」を履修済みであるか、今年度前期に同時履修することが条件。(生成文法の基礎的知識が必要なため。)

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――
1.初回の授業で、参加者の興味・関心・既習の知識に基づいて、取り上げる論文と各自のプロジェクトの方針を決める。