東南アジア研究入門I 大陸部東南アジア |
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東南アジアには「アセアン」の名前で日本にも身近な存在となってきたが、民族、宗教、言語、文化的に実に多様な地域である。またインド洋と太平洋の中間に位置するため、いつの時代にも外部からの影響にさらされ、各地との交易やさまざまな文化と宗教の出会いの場となってきた。こうしたことから文化的、宗教的、言語的に統一された存在とはならなかったものの、コメが主食であり、農業が現在も経済の主力になっているなど、社会構造には共通する面が多く、過去の歴史と現在の政治にも似通った点が多い。講義では、タイ、ミャンマー(ビルマ)、ベトナム、カンボジア、ラオスから成る大陸部東南アジアについて、地域の形成を歴史的に概説する。使用言語は日本語と英語。 |
テキスト名: |
石井米雄・桜井由躬雄『東南アジア史・大陸部』山川出版社 |
注意事項: | 「東南アジア研究入門・」とあわせて受講することが望ましい。 |