国際コミュニケーション入門 国際コミュニケーション研究の楽しさを知る!国際コミュニケーション学科アカデミック・ガイダンス |
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国際コミュニケーション学科では、どんな勉強をするの? ワクワクする科目があるの? ずばり、この講義はこうした疑問に答えることを目的にしています。 私たちは、コミュニケーションとは「人と人が相互理解できること」あるいは「相互理解を阻む原因を探り、それを克服すること」と理解しています。情報通信技術や輸送手段がいくら発達しても、コミュニケーションをとるのは簡単ではありません。ましてや言葉や文化的価値観が異なる人々とコミュニケーションをとるには、どうしたらいいのでしょうか。これを、専門用語をまぶした大学風の表現で説明すると以下のようになります。いまわからなくても心配することなし! 講義が終わる頃にはしっかりと理解できるはずです。 「国際コミュニケーション学」(という名で確立した学問体系はありませんが、学際的なアプローチが可能な研究分野を便宜的に、こう呼ぶことにします)は、グローバリゼーションが進展する現代世界の多様な問題を解明する上で、重要かつ有効な分析手段となります。 人と人との意思疎通、異文化間の相互理解、異なる社会間の多文化共生、国と国との平和共存、グローバル・イシューとしての貧困と開発や環境問題といった重要課題を横軸に置き、そこに縦軸として言語、情報・通信、文化、政治、法律、経済、社会など広範な分析切り口を当てはめれば、「国際コミュニケーション学」の多彩な升目(ますめ)が現れます。 この縦軸と横軸とが交錯する升目の一つ一つ、あるいは升目が集まって織り成すモザイク模様を解明するのが、国際コミュニケーション入門のねらいです。それがわかれば、国際コミュニケーションはとても楽しいものです。 オムニバス形式(毎回、テーマと講師が変わる連続講座)で進められる本講座では、具体的に次の目標を設定しています。 1)学科専任教員を中心にした講師陣が、異なる専門分野や学問的方法論を駆使してオムニバス講義を展開する。そこで、国際コミュニケーション学の多元的な魅力を知る。 2)アカデミック・ガイダンスとして活用し、国際コミュニケーション学科が提供するカリキュラム体系の内容を理解する。 国際コミュニケーションに関わるテーマ全般を広く学び、4年間にわたる効果的な勉学の基本シナリオを構築できるようにする。 3年次のゼミ(研究演習)で専門的なテーマを選んで勉学を深め、4年次にその成果を卒業論文にまとめる。そのための戦略を1年次から立てる。 これらを前提にして、1年次と2年次に履修すべき(したい)研究科目を選択する。 |
評価方法: | 毎回、授業の最後の約10〜15分間に、その日の講義内容についてミニ・レポートを書いて提出します。ミニレポートは出席確認にもなります。出席状況(13回の講義のうち欠席が3回以上は不可となります)とミニレポートの内容で評価を行い、合格した場合は「P」の成績がつきます。A+、A、B、C、Fの評価はありません。 |
テキスト名: | 指定教科書はありません。毎回、ハンドアウトが配布され、基本参考文献の紹介があります。 |
授業計画―――――――――――――――――――――――――――――― |
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