コンピュータと人間科学 コンピュータを通して人間を科学する |
|
|||||
55000800 |
コンピュータと人間、ネットワークと社会は互いに類似関係にある。そのため人がその認識や行動様式を誤ると人が情報技術を使うのではなく、情報技術に人が使われ、人の精神活動に好ましくない影響を与える可能性もある。 本講義では情報技術は人間を科学した成果であるとの視点で、その成果を自分という人間にフィードバックする。コンピュータと人間の共通点と相違点の把握、科学的理解を通して、コンピュータと人間への見方と関わりを考察しヒューマンリテラシーの獲得を目指す。 内容は次の通り。コンピュータから学ぶヒューマンリテラシー、コンピュータと思考、エキスパートシステム、コンピュータと言語理解、人工知能とロボット、コミュニケーション科学と進化、学習するコンピュータ、情報技術と人の心と体、コンピュータ中毒とネットワーク犯罪、ヒューマンマシンインタフェース、バーチャルリアリティ、サイバースペース、情報系としての人間科学。 |
評価方法: | 授業態度、中間レポート、期末試験により総合的に評価する。比率は出席36%、その他64%。 |
参考文献: |
中山幹夫『コンピュータと人間』http://www.kuis.ac.jp/~nakayama/ 内のWEB論文、2002年 養老孟司『人間科学』筑摩書房、2002年 ジェーン・M. ハーリー『コンピュータが子供の脳を変える』大修館書店、1999年 下原勝憲『人工生命と進化するコンピュータ』工業調査会、1998年 山田博『脳とコンピュータ』NTT出版、1990年 片方善治『サイバースペース』海文堂、1996年 大須賀節雄『ヒューマンインタフェース』オーム社、1992年 |
必要に応じてプリント資料を配布するのでテキストは特に指定しない。 参考文献は授業で適宜紹介。 |
注意事項: |
受講希望者多数の場合は人数制限あり(初回授業にて抽選)。 ホームページhttp://www.kuis.ac.jp/~nakayama/で授業情報の提供あり。 |
授業計画―――――――――――――――――――――――――――――― |
|