国際平和論I |
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●20世紀ほど世界が戦乱に明け暮れ、膨大な人々が被害を被った時代はない。と同時に、20世紀ほど真剣に世界平和が希求されてきた時代もない。本講義では、20世紀を対象に、こうした「戦争と破壊の嵐」と「国際平和の希求」とが複雑に交錯してきた流れを歴史的かつグローバルに振り返る中から、これまでの経験と課題を学び取り、将来の展望と選択肢を考える。 ●今日に至っても、世界に平和が訪れたとは言い難い。前にもまして民族紛争や内戦が激化し、国際テロや核開発などが大きな脅威となりつつある。大国による力の行使も道義を免れなかった。国家の力だけでは守れきれない「人間の安全保障」も大きな課題となている。そうしたなかで「平和」とは何を意味するのか、平和をつくり出す主体は誰かを考えたい。 ●授業計画は次の通りであるが、進行順や講義回数は変更することがある。 |
評価方法: | 自分自身で考えることを各自に求めたいので、授業への出席を重視し、授業中の小レポートや中途での課題レポート、期末試験をあわせて総合的に評価する。 |
テキスト名: | 講義に沿って随時プリント等を配布し、VTRも使用するが、資料的に整っていない最新状況にも触れるので、新聞や総合雑誌等を常に読むこと。 |
注意事項: |
●国際平和論を履修しなければ、は履修できない。 ●国際関係の基礎知識を必要とするので、2年生以降に履修することを勧める。 |
授業計画―――――――――――――――――――――――――――――― |
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