国際協力入門
  
TAKAGI KO 
高木 耕
2単位 
1〜4年 
後期 
50500300

国際協力に王道なし。技術移転は1日にして成らず。これまでに国際協力を経験した人も、そうでない人も、人類共存という課題についてどのような考えを持っているだろうか。本講義では、21世紀を迎えた国際情勢の中における発展途上国の立場を理解するとともに、それらの国々が抱えている貧困問題や、環境問題、民族紛争問題に対して、国際社会がどのように対処しているのかを調べ、これからの課題を検討していく。そして、日本の援助はどのように貢献し、またその一方でどのような課題を抱えているのかを明らかにし、講義終了時には、学生諸君がそれぞれの視点に基づいて協力方法を提言できるようになることが望まれる。

評価方法: レポートの提出と小試験の実施のほか、授業中にリアクションペーパーの提出を求める。出席は重視される。なお、受講者の人数にもよるが、各自の「国際協力」についての意見を発表する時間を設ける予定である。

テキスト名: 最初の授業時に紹介するが、複数を読んで異なる意見や考え方に触れること。

注意事項: 過去に「国際ボランティア」を履修していることが望ましい。「国際ボランティア」未履修ながら受講を希望する学生は、必ず初回の授業に出席して講師の許可を得ること。初回の授業で許可を得ないと履修を認めないこともあり得るので注意すること。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――
1.講義概要説明〜「国際協力」とは何か〜
2.「国際協力」の種類と形態
3.日本の「国際協力」〜ODAの実績と今後の課題〜
4.日本の「国際協力」〜NGOの実績と今後の課題〜
5.ODAプロジェクト紹介
6.ODAプロジェクト紹介
7.ビデオ(発展途上国事情・タイトル未定)
8.ビデオに関するディスカッション
9.時事問題(報道記事から)
10.時事問題(報道記事から)
11.小試験
12.プレゼンテーション
13.プレゼンテーション
14.総括
15.予備日