情報社会論IIA IT時代の音楽・情報産業 |
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私たちの社会は1970年代に情報化社会の到来と言われるようになりました。それは「もの」を重視する工業化時代から「情報」を重視する時代への転換の幕開けでした。それ以降、時代は世界規模でのメディアのデジタル化が進むなかで、80年代のニューメディア時代、90年代のマルチメディア時代を経て、21世紀のIT時代へと進展してきました。このようなメディア環境の進展のなかで、レコード会社を中核とする音楽産業は、私たちの生活にとってますます重要な役割を演じるようになりました。 この講義はその音楽産業のこれまでの足取りと現状、さらには今後の動向を、われわれの社会生活、特に若者の生活文化とのつながりのなかで考えることに主眼を置きます。特にいま最も注目されるインターネットや携帯電話による音楽配信事業の動向については、いろいろな角度から検証を加えます。また映画産業、カラオケ産業、テレビ産業など、音楽産業に密接な関係を持つ、文化情報産業の動きにも注目します。 |
評価方法: | レポートの成果と出欠席を考慮する。 |