比較文学概論II
  安部公房と西欧実存主義
MATSUI KEIKO 
松井 佳子
2単位 
2〜4年 
後期 
50301800

この授業では比較文学の分析の方法論の紹介を導入部として、安部公房の代表的な小説「砂の女」「他人の顔」を取り上げ、西欧実存主義哲学との重なりを検証した後、カミュの「異邦人」とサルトルの「嘔吐」との比較・比照を行う。安部公房の「砂の女」と「他人の顔」はビデオ映画を鑑賞する予定。<読む><考える><書く>の練習のためにサブノートの提出を求めることにする。授業中はディスカッションに積極的に参加してもらいたい。

評価方法: 授業参加、レポートと定期試験の総合評価とする。