日本近代思想史IB
  『きけ わだつみのこえ』をよむ
TSUCHIDA HIROSHIGE 
土田 宏成
2単位 
1〜4年 
前期 
50300102

本講義では、第二次世界大戦で戦死した学生の手記『きけ わだつみのこえ』をテキストとして、戦時下の若者がどのようなことを考え、死んでいったのかを考える。そして、戦時下の日本思想について理解を深めるとともに、戦争と平和について考える手がかりとしたい。

評価方法: 期末レポート、授業態度により評価する。

テキスト名: 日本戦没学生記念会きけ わだつみのこえ岩波書店(岩波文庫)1995

注意事項: 定員を100人とする。定員を超えた場合は、初回授業において受講票により抽選を行う。
『きけ わだつみのこえ』は60年前の高い教養を身につけた学生が書いた文章である。毎回十分な予習をもって授業にのぞむこと。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――
1.ガイダンス
2.「学徒出陣」について
3.『きけ わだつみのこえ』の誕生
4.『きけ わだつみのこえ』の旧版と新版の違い
5.収録されている人々について
6.『きけ わだつみのこえ』をよむ その1
7.『きけ わだつみのこえ』をよむ その2
8.『きけ わだつみのこえ』をよむ その3
9.『きけ わだつみのこえ』をよむ その4
10.『きけ わだつみのこえ』をよむ その5
11.『きけ わだつみのこえ』をよむ その6
12.『きけ わだつみのこえ』をよむ その7
13.『きけ わだつみのこえ』をよむ その8
14.『きけ わだつみのこえ』をよむ その9
15.まとめ