日本語ディベートA
  
MOROOKA JUNYA 
師岡 淳也
4単位 
1〜2年 
前期 
50201501

教育ディベートの入門コース。ディベートの基礎理論の学習および実践を通して、分析能力、批判的思考能力、対話能力、合理的判断能力など、大学内外を問わず知的日常生活に必要となる議論能力の向上を目的とする。授業は、ディベートの意義、歴史、理論などに関するレクチャーも行うが、基本的に実践が中心となる。人数調整以外の受講制限・条件は特に設けないが、授業の性質上、各受講者の積極的な参加が求められる。また、ディベートへの準備の為に、図書館での情報収集やグループ・ワークなど授業時間外にも活動をすることが必要になる。なお、下記の授業計画はあくまでも予定である。

評価方法: 出席、即興プレゼンテーション、即興ディベート、ミニ・ディベート、チーム・ディベート、その他クラス内外の課題の出来を総合的に判断して最終評価をする。各課題の具体的な評価方法に関しては最初の授業で説明する。なお、正式ディベートの論題として、「日本政府はほとんど又は全ての職種で外国労働者の雇用を認めるべきである」を予定している。

テキスト名: 松本茂日本語ディベートの技法七寶出版2001

注意事項: 履修希望の学生が20名を超える場合は、筆記審査を行う予定。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――
1.オリエンテーション
ディベートとは?
自己紹介スピーチ
2.教育ディベートの特徴と目的 
論題とは?
dissoi logoi 実践
3.即興プレゼンテーション
4.即興プレゼンテーション反省
即興ディベートについて
立論と反論
5.即興ディベート 
6.情報収集と分析 
エビデンスとブリーフ 
ミニ・ディベート論題・チーム分け発表
7.立論とは? 
論題ディスカッション
立証とそのチェックポイント
8.ミニ・ディベート
9.ミニ・ディベート反省
反駁とは?
チーム・ディベート論題分析
チーム分け
10.ノートの取り方
立論分析
審査の方法
11.正式ディベート #1
12.正式ディベート #2
13.正式ディベート #3
まとめ
現代社会におけるディベートの意義