日本語プレゼンテーションA
  
YOKOTA SATOMI 
横田 智美
4単位 
1〜2年 
前期 
50201401

プレゼンテーションとは、聴き手を納得させたり説得させたりするために意見や情報を伝えるコミュニケーション行為である。この授業では、効果的なプレゼンテーションをおこなうための基礎的な技能修得を目指す。具体的には、プレゼンテーションの目的設定や聴き手を分析する方法、構成の仕方、さらには対人コミュニケーションの基本を学びながら、全6回の発表を通してプレゼンテーションスキルを養成していく。
プレゼンテーションスキルは、社会生活を円滑に送るために必要なソーシャルスキルの一つである。社会人としても身につけておきたいスキルなので、人前で話すことに苦手意識を持っている学生に特に受講してもらいたい。ただし、プレゼンテーションスキルを向上させるには受講生自らが自分の課題点に気づき、克服する努力が必要である。そのため発表を録音、録画して発表後に自己分析レポートを作成してもらう。また、他の人の発表を分析することも訓練の一つとなるので学生間の相互評価もおこなっていく。
この様に学期中は、発表前の準備と発表後の自己分析レポート作成に繰り返し取り組んでもらうことになるので意欲的な学生の受講を願う。

評価方法: 出席状況、レポート、発表などを総合して評価する。

テキスト名: プリブル・チャールズ、坂本正裕現代プレゼンテーション正攻法ナカニシヤ出版2004

  必要に応じてハンドアウトを配布する。

注意事項: 授業は主として演習形式でおこなうので出席を重視する。定員は30人とし、人数調整が必要となった場合は第一回の授業で小論文を書いてもらい選考する。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――
1.プレゼンテーションとは何か
2.プレゼンテーションとコミュニケーション
3.事前準備:目的は何か
4.事前準備:聴き手はどんな人か
5.事前準備:どの様におこなえば良いか
6.事前準備:内容構成の方法―三部構成が何故分かりやすいのか;聴き手の理解や記憶のメカニズムについて
7.事前準備:内容構成の方法―説得力を高めるには;意見や主張を裏付ける
8.非言語コミュニケーションがいかに大事か