国際ビジネス・コミュニケーション論I
  IT革命とコミュニケーションの変化
KANOU FUMIKO 
狩野 史子
2単位 
2〜4年 
前期 
50200900

インターネットの出現、コンピューター技術の進歩は、「IT革命」として、個人や企業の活動を大きく変えるとともに、国際間のコミュニケーションの速度、規模を飛躍的に拡大している。本講は、インターネットの出現からユビキタスネットワーク社会へと拡大していく「IT革命」が社会やビジネスにどのような影響を与え、どのような変化をもたらしたかを歴史的、体系的に捉えた上で、新しいビジネスモデルの中でのコミュニケーションのあり方を学び、これから国際ビジネス社会にはばたこうとする学生の基礎知識の育成を目的とする。実際のビジネス界で起こっている事例を中心に生きた情報を伝達することを主眼とする。授業の柱として、学生による研究課題のプレゼンテーションを行う。研究課題のプレゼンテーションを通じて、「調査、分析の手法」、「パワーポイントを使ったプレゼンテーションの手法」、「ビジネスコミュニケーションの手法」を学ぶことを目的とする。

評価方法: 出席、研究課題の発表、試験を総合評価

参考文献: 木下是雄レポートの組みたて方ちくま学芸文庫1994
村井純インターネット岩波新書2003
米倉誠一郎経営革新の構造岩波新書1999

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――
1.IT革命の本質
2.IT革命の発展経緯(インターネットの発展経緯)
3.インターネットの特性
4.IT革命による社会の変化
5.IT革命による生活の変化
6.IT革命によるビジネスの変化
7.IT革命によるコミュニケーションの変化
8.研究課題のテーマの設定
9.IT革命の負の部分
10.IT革命の新たな展開(ユビキタスネットワーク社会について)
11.研究課題発表
12.
13.まとめ