異文化コミュニケーション論IID
  
 
SAU KUEN FAN
2単位 
2〜4年 
後期 
50200404

前学期の「異文化コミュニケーション論D」に引き続き、社会言語学の視点から接触場面におけるコミュニケーション問題を取り上げ、分析する。今学期は社会言語問題に焦点を当てる。

評価方法: 出席と授業参加 20%
ビジター・セッション(準備と参加)10%
口頭発表 10%
書評 10%
テスト 50%

参考文献: J. V. Neustupny, Communicating with the Japanese, The Japan Times, 1987
直塚玲子欧米人が沈黙するときー異文化コミュニケーション大修館書店1980

  プリント教材

注意事項: 講義は主に日本語で行うが、事例分析などは英語のものも含まれる。
留学生によるビジター・セッションを行う予定。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――
1.社会言語問題とは
2.接触場面における社会言語問題
3.ビジター・セッション
4.スイッチ・オンに関する問題:どのようにコミュニケーションを始めるのか
5.言語バラエティーに関する問題:どのような言語スタイルでコミュニケーションをするのか
6.参加者に関する問題:だれとコミュニケーションをするのか
7.セッティングに関する問題:いつ・どこでコミュニケーションをするのか
8.内容に関する問題:どのような内容についてコミュニケーションをすればいいのか
9.口頭発表
10.フォームに関する問題:メッセージはどのように組み立てればいいのか
11.媒体に関する問題:どのようなチャンネルでコミュニケーションを取ればいいのか
12.表面化されない異文化コミュニケーション問題(1)
13.表面化されない異文化コミュニケーション問題(2)
14.まとめ