西洋古典語概論IB 古典ギリシャ語入門1 |
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ネイティブが既に存在しない古典ギリシャ語をなぜ学ぶのだろうか。それは、この言語が西洋文化の基礎となる思想・文化を担うものであるからに他ならない。古典ギリシャ語を学ぶことは、遠回りのようでありながら、一つの解釈に過ぎない翻訳を通じてではなく、西洋思想の根幹にダイレクトに触れるという意味で、実は確実で一番近い道である。この講座では、古典ギリシャ語の基本的な文法を理解し、原文に触れるための基礎力をつけることを目標にする。今期は、アルファベットから始めて単文を中心に学ぶ。また、身近な言葉の語源や、古代ギリシャ〜ヘレニズムの文学も適宜紹介し、古典の世界を楽しむ入り口としたい。 |
評価方法: | 平常点と試験で評価する。 |
テキスト名: |
田中美知太郎・松平千秋『ギリシア語入門』岩波書店(岩波全書)、1951年 |
授業計画―――――――――――――――――――――――――――――― |
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