韓国の宗教・社会II
  
HAYASHI FUMIKI 
林 史樹
2単位 
2〜4年 
後期 
44201500

基本的に宗教・社会1の流れを踏襲して講義を進める。ただし、そのなかでも宗教・社会2では社会構造に着目すると同時に、それらに変化を与えてきた韓国社会の流動性を中心に講義を進める。随時、講師の現地調査における成果について発表する。

評価方法: 平常点とレポートで評価する。

テキスト名: 参考となる文献を開講時に指示する。必要に応じて随時関連資料を配布する。

注意事項: 宗教・社会1の履修後に宗教・社会2を通年で受講するのが望ましい。細かな講義内容については若干の変更を行うこともある。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――
1.韓国・朝鮮社会における「歴史観」
2.伝統社会の家制度とその変化、族譜
3.ソンビを尊ぶ社会と現代受験戦争
4.朝鮮社会における人脈・ネットワーク―血縁、地縁、学縁
5.朝鮮社会における底辺・周縁に住む人々
6.フィールドを通してみた韓国社会―移動芸能集団
7.フィールドを通してみた韓国社会―移動商人の話
8.フィールドを通してみた韓国社会―韓国に住む華僑たち
9.フィールドを通してみた韓国社会―韓国海外移民
10.ソウル―都市と農村の格差
11.韓国社会内にみる人々の流動
12.伝統の創造―新しく創造される伝統、韓国は伝統を重んじる社会か
13.総括―言説を越えて