ラテンアメリカ経済論II
  
KOBAYASHI SHINICHIRO 
小林 晋一郎
2単位 
3〜4年 
後期 
43401200

世界経済と金融・資本市場のグローバル化の中でダイナミックに変貌しているラテンアメリカ経済とその抱えている課題を学ぶ。ラテンアメリカの経験から学ぶものは何か考えたい。地球の裏側のアルゼンチン経済危機は日本の投資家にも影響を与えている。ラテンアメリカ経済から国際経済・国際金融を見る視点やグローバルな思考を養いたい。

評価方法: 出席点、小試験と期末試験で評価する。

テキスト名: 資料は適宜配布する。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――
1.90年代のラテンアメリカの構造改革と評価
2.ラテンアメリカにおける国家と市場
3.ラテンアメリカの貧困と人間開発
4.ラテンアメリカの不平等・所得格差
5.ラテンアメリカの為替制度
6.メキシコの経済安定化策とその破綻、メキシコの通貨危機
7.ブラジルのレアルプランとその破綻、ブラジル通貨危機
8.アルゼンチンのコンバーティビリティープランとその破綻、通貨危機から対外債務不履行、経済危機の打開策と現状
9.ラテンアメリカの地域統合、太西洋トライアングル市場の形成に向けて
10.ラテンアメリカの民営化と企業社会の変貌
11.ラテンアメリカ経済の現状と課題、持続的経済成長に向けて
12.ラテンアメリカと日本との経済関係、