ラテンアメリカ現代史II
  
KOBAYASHI SHINICHIRO 
小林 晋一郎
2単位 
2〜4年 
後期 
43401000

ラテンアメリカの政治経済の現状を理解し将来展望を持てるようラテンアメリカの20世紀の歴史を勉強する。世界システムの中でラテンアメリカを正しく把握する歴史認識を持ちたい。日本とラテンアメリカの外交関係、経済関係も展望する。日本にとりラテンアッメリカの重要性はなにかを考える。

評価方法: 出席点、小試験と期末試験で評価する。

テキスト名: 資料は適宜配布する。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――
1.パナマ運河とパナマの独立
2.キューバの独立
3.メキシコ革命とPRI体制の確立
4.輸出経済の行き詰まりと第一次輸入代替工業化、伝統的経済構造の変貌、政治危機と軍の政治介入、ポプリズムの台頭
5.アルゼンチンのペロニズム、アルゼンチンの栄光と没落
6.ペルーのアプラ、ブラジルのバルガス革命
7.20世紀における米州関係(ラテンアメリカと米国との国際関係)
8.第2次輸入代替工業化、国家主導の経済開発戦略、軍事政権の時代
9.アルゼンチンとブラジルの軍事政権
10.ペルーとチリの軍事政権
11.国家主導の経済開発戦略の行詰り、ラテンアメリカの対外債務問題
12.軍事政権から民政への移行、民主主義の定着
13.日本とラテンアメリカ
14.ラテンアメリカの20世紀の歴史総括と今後の展望