日西語対照研究I
  
AOYAMA FUMIHIRO 
青山 文啓
2単位 
2〜4年 
前期 
43100500

この授業「日西語対照研究」は、後期に開講される「日西語対照研究」と対になって計画されている。前期はスペイン語の入力ならびに研究方法、対照研究に欠かせない基礎データの作成方法について学ぶ。

評価方法: グループごとに入力作業を行ない、それを基に授業を進めます。特別な理由がある場合を除いて全回出席のこと。この授業は通年で行なうことを意図したものです。後期からの履修は認められません。スペイン語学科以外の学生がこの授業を履修する場合,スペイン語を8単位以上履修済みであることを条件とします。以下のような割合で総合的に評価する予定ですが、欠席が1/3以上の受講生にはレポートの提出は認められないので注意してください:出席30%、授業への貢献30%、レポートの評価:50%

参考文献: ガルシア・マルケス戒厳令下チリ潜入記岩波書店(新書)1986
国立国語研究所日本語と外国語との対照研究:日本語とスペイン語(3)くろしお出版2000
ダグラス・バイバー他コーパス言語学南雲堂2003

  マルケスの作品はルポルタージュで、データとして使用するものの邦訳。ほかの二冊はそれぞれ、実際の研究と、研究方法に関する概説。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――
1.対照研究の方法と限界−この授業で目指すこと 
2.書きことばと話しことば
3.対照研究用テキスト(1):仕様と入力方法
4.対照研究用テキスト(2):実際の入力ならびにテキストの校正
5.日本語とスペイン語の比較と対照−文字と音声
6.日本語とスペイン語の比較と対照−形態
7.対照研究用テキスト(3):検索ソフトの使用方法
8.対照研究用テキスト(4):レポートの執筆方法とテーマ
9.日本語とスペイン語の比較と対照−統語
10.討論(1):レポートのテーマ 
11.討論(2):レポートのテーマ
12.まとめ