米国経済論II
  米国経済の力の源泉を探る
KAMATA NOBUO 
鎌田 信男
2単位 
1〜4年 
後期 
41403800

前期(米国経済論)では経済・金融面から米国経済にアプローチを行うが、本講義においては、米国の産業動向や企業改革に重点を置くことで、米国経済の成長力の源を探っていく方針である。特に、講義では近年米国で注目されているコーポレートガバナンスや企業改革の動向の把握に、重点を置きたい。さらに、米国特有の企業文化に関しても、授業において解説される。こうした点から、今後の米国経済の成長性を考えていく。
なお、米国経済論と同様、出来る限り専門用語の解説を加えつつ、論旨が展開されよう。

評価方法: 評価は、試験ないし、レポートで決定される。また、出席状況も重視し、評価基準に加える。

テキスト名: 教科書は特に指定しない。参考文献は必要に応じ授業中に指示する。なお、プリント、資料が、授業で配布される。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――
1.ブッシュ現大統領期の米国経済の概要
2.ブッシュ現大統領期における一連の企業不祥事(1)
3.ブッシュ現大統領期における一連の企業不祥事(2)
4.ブッシュ現大統領期における一連の企業不祥事(3)
5.用語解説(米国型企業経営とコーポレートガバナンス)
6.用語解説(米国型企業文化とコーポレートガバナンス)
7.米国型コーポレートガバナンスと企業改革(1)
8.米国型コーポレートガバナンスと企業改革(2)
9.米国企業戦略の新展開(1)
10.米国企業戦略の新展開(2)
11.アメリカと日本の経済構造比較(1)
12.アメリカと日本の経済構造比較(2)
13.米国経済の成長力を考える
14.まとめ
15.期末試験