米国史概論IB アメリカ合衆国史(19世紀末まで) |
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この授業では、アメリカ合衆国の歴史的歩みを概観し、その輪郭と特色について理解を深める。19世紀末までをおおよそ年代順に概観しながら、アメリカ合衆国史の主要問題のいくつかを拾い出し、検討を加えていく。三人種の出会い、独立革命、奴隷制度、南北戦争、フロンティア、爆発的工業化といったテーマが取り上げられよう。以上のようなテーマを、単に歴史的出来事としてのみ眺めるのではなく、アメリカ合衆国で今日起きていること、国民性とみなされているもの、外交政策などとどのように関係しているかという問題意識に照らしてみていく。したがって、19世紀末までを扱いながらも、議論はしばしば現在にまで及ぶであろう。授業は講義形式で行い、OHCやビデオを適宜使用する。また、参考となる文献や映画も紹介する |
評価方法: |
出席状況、試験(実施の有無は未定)、学期末レポートによる総合評価 (詳細は第1回目の授業で説明) |
参考文献: |
明石紀雄・飯野正子『エスニック・アメリカ 新版』有斐閣選書、1997年 有賀夏紀・油井大三郎(編)『アメリカの歴史:テーマで読む多文化社会の夢と現実』有斐閣アルマ、2002年 紀平英作(編)『アメリカ史 世界各国史24 新版』山川出版社、1999年 大下尚一・有賀貞・志邨晃佑・平野孝(編)『史料が語るアメリカ』有斐閣、1989年 |
他の参考文献は、授業で随時紹介していく |
注意事項: | 前期の「米国史概論B」は19世紀末までを、後期の「米国史概論B」は20世紀を扱う。したがって、この授業を履修する学生は、引き続き後期に「米国史概論B」を履修することが望ましい。 |
授業計画―――――――――――――――――――――――――――――― |
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