英語意味論
  語・構文の意味を考える
TANAKA YUJI 
田中 裕司
4単位 
2〜4年 
前期 
41100700

文の容認性は構造だけで決まるのではなく、その意味と機能を考慮に入れなければ正しく捉えることができない。本講義は、文の意味と機能に焦点を当てて、日本語と英語にみられるいくつかの構文や文法現象の分析を行なう。日英語の比較を通して、その共通点と相違点を明らかにし、また、二つの言語の相違点に関しては、なぜそのような違いが生じるのかという問題も考えていく。

評価方法: 中間試験、期末試験にもとづいて評価する。

テキスト名: 高見健一機能的統語論くろしお出版1997

参考文献: 高見健一機能的構文論による日英語比較くろしお出版1995

  「現代英文法」の単位を取得した学生を対象とする。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――
1.形式主義と機能主義:生成文法と機能的構文論
2.省略
3.結果構文
4.受身文
5.Tough構文
6.中間態と可能態
7.視点
8.再帰代名詞
9.数量詞の作用域