教養演習-1 国際社会と日本 |
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現在の日本は、戦後の歴史の中でこれまでの平和路線を切り替えようとしているように見える。現政府は、国連常任理事国となって積極的に「国際貢献」を果たそうとしている。だが、現憲法は、武力による平和を否定しているため、憲法の改正が必要とされる。 日本の「国際貢献」はいかなるものであるべきかを考えるために、平和的国際社会を築く方策としてこれまでに提起されてきた人間の英知に学ぶことを主眼としたい。共通文献として、カントの「永遠平和論」を取り上げる。参加者は、この他に最低1冊は関連する文献を読み、報告する。 |
評価方法: | 演習であるから、出席と自主的な報告が求められる。出席および発言状況と最後に提出されるレポートの総合評価。 |
テキスト名: |
I. カント『永遠平和のために』岩波文庫 |