1. | 授業の趣旨説明。「神話」とは何か、を概説する。さらに、『古事記』に関しての説明などを行う。 |
2. | 『古事記』の序文を読む。それによって、漢字や仮名、あるいは日本語の表記の問題などを考える。 |
3. | 国生み神話を読む。それを通して、天地開闢神話や世界創世神話などについて考える。 |
4. | 黄泉の国神話を読む。この神話を読んで、「異郷訪問譚」の「話型」などについても考える。 |
5. | 天石屋戸神話を読む。それによって、「神話」と「儀礼」の関係などに関しても考える。 |
6. | 稲羽の白兎神話を読む。類似の神話がインドから東南・東北アジアなどに見られることを知り、「神話」の伝播などについても考える。 |
7. | 国作り神話を読む。国作り神話の意味などに関して考える。 |
8. | 国譲り神話を読む。この神話の政治的な意味などを考える。 |
9. | 天孫降臨神話を読む。神話の解釈にいろいろな学説があることを知り、この神話の解釈について考える。 |
10. | 木花之佐久夜比売神話を読む。この神話を読むことによって、「聖婚」伝承などについても考える。 |
11. | 海幸山幸神話を読む。この神話の王権神話としての意味などを考える。 |
12. | 神武東征説話を読む。この説話伝承の意味を考える。 |